キッチンリフォームにおいて参考になる目安とは|エスアイ不動産株式会社

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キッチンのリフォーム時って?と思った時にだいたいの目安を知っておくのは良いことです。
本日はキッチンのリフォームにおいて参考になる目安の話題をお届け致します。

キッチンリフォームにおいて参考になる目安について

キッチンリフォームにおいて参考になる目安について

キッチンのリフォームは、床を剥がしたり壁から取り外したりといった大掛かりな工事になるため、その費用はそんなに安価なものではありません。だからこそ、キッチンをリフォームする際には、失敗しないよう事前にあらゆる要素を加味して慎重に検討しなければなりません。そこで今回は、キッチンをリフォームする際のさまざまな「目安」について解説したいと思います。これを読んで今後のキッチンリフォームの参考にしましょう。

リフォームの目安その1:築年数

キッチンのリフォームを検討する際の一つの目安としてその建物自体の「築年数」を参考にすると良いでしょう。システムキッチンの耐用年数は、税制上は8年もしくは15年として処理されますが、実際の使用期間としては長く使おうと思えば20年以上使うことも可能です。 自宅を新築で購入したと仮定して、キッチンを大事に使っていれば築20年以上経っても十分使い続けることは可能です。特に最近のシステムキッチンは耐久性に優れているものが多いため、従来までのシステムキッチンよりは確実に長く使用できます。

ただ、昭和に建てられた建物に設置されているキッチンの場合は、たとえキッチン自体が破損や故障をしていなくても、最新のシステムキッチンと比べると、使いにくさや、節水や節電効率が悪い場合があります。 築年数の目安としては、平成になる前である今から27年以上前に設置したようなキッチンに関しては、リフォームすることで大きなメリットがあると言えるでしょう。

リフォームの目安その2:時期

システムキッチンは、ガスコンロや換気扇などの部分交換が可能なため、システムキッチンごとリフォームしなくてもかなりの年数使用することが可能です。 ただ、10年以上を経過してくると、システムキッチン自体の性能が大幅に変わってくるため、特に壊れていなくても最新式のものに交換することで、よりキッチンが使いやすくなり、節水や節電効果が上がる可能性があります。

リフォームする時期としては、なるべくリビングの床や壁紙の張り替え、又は、同じ水回りであるお風呂場や洗面所などのリフォームと同時に行うことで、その費用を圧縮することができます。また、新学期シーズンなどでリフォーム会社が混み合う1~3月の間はできる限り避けたほうが安くリフォームできる可能性があります。

リフォーム期間の目安について

キッチンのリフォームは、排水、給水、電気設備、ガス配管、吸気、換気などさまざまな設備との調整が必要となるため、リフォーム期間としてはフローリングや壁の張り替えよりも時間がかかります。 特に、キッチンのレイアウトを背面型から対面型のカウンターキッチンにリフォームするような場合は、事前にリフォーム会社との綿密な打ち合わせが必要となるためさらに期間が必要となります。大まかな流れとしては以下のような感じになります。

1:事前の打ち合わせ

既存のキッチンをどのように改装するのか、現地にリフォーム会社を呼んで打ち合わせを行います。1回の打ち合わせだけで決まらない可能性もあるため、ここだけで1ヶ月程度かかる場合もあります。

2:納品までの期間

システムキッチンはリフォーム会社に在庫がないことや注文生産となることが多いため、納期にも数週間の期間が必要となります。

3:工事期間

取り付け取り外しの工事にかかる期間は、リフォームの規模によっても変わってきますが、概ね1週間程度を予想しておきましょう。

いかがでしたでしょうか。
排水、電機等の設備も勿論ですが、綿密な打ち合わせを重ねて形にするまでにかなりの時間がかかることがわかりましたね。
それを踏まえてお考え頂けるとよいかと思います。
わからないことは是非ご相談ください。

大事な家をリフォームする時は是非ともエスアイ不動産株式会社にお任せください。

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〒252-0302
神奈川県相模原市南区上鶴間本町7-21-8
TEL: 042-850-9799
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格子を生かしたデザイン住宅|エスアイ不動産株式会社

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和風のご家庭で見かけることがある格子。
あの格子1つでおしゃれ度が上がっていることにお気づきでしょうか。
どのような場所に配置するか、またどういった形で取り入れるか。
本日は匠の技が生かされている格子の住宅をご紹介致します。

伝統の意匠・格子を現代の住まいに活かすには

有名な建築家が好んで採用するくらい、新しい使い方もできる格子。現代の住まいに取り入れるために参考になる事例をご紹介します。

格子とは

格子は、日本古来の木組みの技術でつくられる意匠です。線だけのシンプルな構成なのに、建物の外観や室内空間の凜とした表情を引き出し、豊かな格調を演出する不思議な部材でもあります。

格子の起源はとても古く、平安時代の初期、寺院建築に使われるようになって広まったといわれています。

建物の外側に格子を用いる

まずは外観に格子を用いた事例がこちら。

垂直方向のラインで構成した「竪(たて)格子」と呼ばれるデザイン。
道路に面した側を格子で覆うことで、プライバシーを確保しています。格子なので、日差しや風はしっかり入ります。

前衛的なモダンデザインの外観に格子を取り入れました。違和感なく溶け込んでスタイリッシュですよね。

玄関の前に格子を設けて目隠しに。奥の生成りの格子は引き戸の玄関ドア。このように格子デザインは、和風・洋風いずれの外観にもよく似合います。

アプローチに設けた門扉がわりの引き戸と、玄関扉を格子デザインにしています。統一感があってきれいですよね。
このような正方形のマス目ができる格子を「木連れ(きづれ)格子」といいます。
鉄筋コンクリート造の建物と木素材がぴったりとフィット。植栽した中庭との調和にも配慮しています。

水平ラインの格子を「貫(ぬき)」といい、竪格子とは異なる趣が楽しめます。

こちらは、格子を障子として庭に面した開口部にしつらえた事例。
障子は目隠し、日除け、防寒などさまざまな機能がある優れた建具です。

室内空間を格子で柔らかく区切る

格子デザインは室内でも活躍します。

こちらはマンションをリノベーションした事例ですが、手前側の玄関ホールと奥のリビングを区切る間仕切りを格子戸として、薄暗くなりがちな玄関ホールまで明るさが入るように工夫しています。

リビングと洋室との間仕切りに格子戸を採用した事例。

空間を区切っていながら気配を通す。視線は適度に遮るけれど完全には閉じていないから、どちらにいる人もつながりが感じられる。同時に、部屋全体が「和」の落ち着きで満たされる。

格子の利点を存分に活かしています。

格子の用途は建具に限りません。さまざまな使い方ができる部材です。

壁や天井に木の格子を張り巡らせたこちらのリノベーション事例は、和とモダンが融合した素敵な風合いの空間を実現しています。
木に囲まれて、なんだか森の中で過ごしているような落ち着いた気持ちになれそうな部屋です。

リビングの吹き抜けに格子をしつらえた事例。

「竪格子」が天井まで延びているため、空間が実際以上に高く見えて開放感たっぷり。上階と下階の間を曖昧に区切り、つながっていないようでつながっているおもしろさを演出します。

ウォークインクローゼットの戸を格子にした事例。

湿気対策などで通気性をよくしようと考えた設計とのこと。奥側の採光から招き入れた光や風が格子を通して廊下まで届くので、住まいの奥まで明るくできる効果が期待できます。

和室を間仕切る格子の候補をあげるなら、代表格の障子は外せません。
正しくは「紙張り障子」といいますが、もともとは平安時代に登場した「明かり障子」が起源。外部の明るさを採り入れるために考え出された建具です。

日本ならではの味わいが楽しめるアイテム「格子」。建物外観から室内まで、どの場所に使用してもなじんでくれる汎用性の高いデザインです。もちろん、和風でも洋風でもどちらも大丈夫。使い勝手がよくて美しく、さりげなく個性も主張できる格子で、いっそう納得できる住まいがつくれたら嬉しいですね。

いかがでしたでしょうか。
和風の住宅をお考えの方はもちろんのこと、
洋風をご希望の方でも、匠の技により洋風に溶け込んだ格子も可能です。
是非一度考えてみてはいかがでしょう。

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寝室リフォームの基本|エスアイ不動産株式会社

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寝室のリフォームをお考えの方に、まずは何から考えていったらよいか参考になる情報をお届け致します。

床材やカーテン、クローゼットはどうする?寝室リフォームの基本

寝室の床材はライフスタイルに合わせて選ぶことが大切ですが、カーペットは遮音性や吸音性に優れており落ち着いた雰囲気を醸し出します。ベッドは搬入経路にも配慮して、サイズを選ぶことが大切です。

寝室の床リフォームにカーペットが人気の理由

マンションやハウスメーカーのモデルルームでは、寝室の床にはカーペットが敷き込まれているインテリアプランが多く見られます。
カーペットは、おもな床材の中では最も遮音性・吸音性に優れた素材です。静かでリラックスできる空間づくりには最適の床材といえるでしょう。
また、カーペットは衝撃を吸収するクッション効果で足が疲れにくく、マットな質感は落ち着いた雰囲気を演出します。高級ホテルの床はほとんどカーペット敷きであることも納得です。

寝室のライフスタイルに合わせた床材がおすすめ

カーペットの弱点は手軽に水拭きなどができないこと。そのため、衛生面で劣るようなイメージを持っている方も多いようです。けれど、カーペット床はフローリングなどよりもホコリの舞上がりが少ないため、きちんと掃除機がけをしていれば部屋の空気は綺麗に保てます。
ペットを飼っているなどで掃除のしやすさを優先したい場合には、フローリングやPタイルなどの方が適しているかもしれません。カーペットはラグタイプのものを選び、部分的に使用すると良いでしょう。

寝室のカーテンをリフォームするなら

寝室の窓には、遮光カーテンがおすすめです。夜勤のお仕事などで昼間に眠る場合でも、しっかりと暗く安眠しやすい環境をつくることができます。
遮光カーテンは、光を遮る性能によって等級が定められており、遮光等級1級のものは99.99%の光を遮ることができます。外からの光だけでなく、夜に部屋の人影が外部から透けて見えるのを防ぐのにも有効です。

また、冷暖房の効率アップのためには遮熱性能の高いカーテンがおすすめです。建物全体における窓からの熱の出入りは大きく、冬場の暖房時に外に逃げる熱の約5割、夏場の冷房時に外から入る熱の約7割と言われています。カーテンで熱の出入りを緩和しましょう。
介護やペットなどで部屋の匂いが気になるお宅では、洗濯機の利用もしくは手洗いが可能なウォッシャブルタイプのカーテンを選ぶといいでしょう。

夫婦の寝室をリフォームする際のベッドサイズ選び

夫婦がひとつのベッドで眠る場合、まず選択肢となるのがダブルサイズでしょう。さらに大きなクイーン、キングサイズのベッドは、高級ホテルのようなゆったりとしたサイズが魅力的です。
ただし、大きなベッドおよびマットレスを選ぶ場合に注意しなければいけないのが、搬入経路です。クイーンサイズで幅160~170cm、キングサイズで幅180~200cmとかなり大型なため、廊下の角・階段・エレベーターなどで引っ掛かってしまい、部屋に搬入できないということが意外とあります。

また、ベッドマットを長持ちさせるメンテナンスとして、3ヶ月に1度は前後・裏表を入れ替えるのが理想的です。大型のマットレスを、部屋で裏返すのが困難ではないかも考慮しておきましょう。
大きなベッドの取り扱いが難しい場合には、ジョイントできるタイプのシングルベッドを2つ並べるのがおすすめ。必要に応じて分割し、ツインベッドに変更するのも容易です。

寝室のクローゼットをリフォームするなら引き戸?折れ戸?

クローゼットに用いられる、おもな扉の種類をチェックしてみましょう。

・開き戸
蝶板を中心に弧を描くように開く扉で、クローゼットを全開にできます。可動域が大きいため、扉の前に比較的広い空間の確保が必要です。

・折れ戸
扉が折れるように開く、クローゼットにポピュラーに用いられる扉です。開き戸に比べ可動域が狭いので、ベッドや出入り口の扉などと干渉しにくいメリットがあります。扉を自由に動かせるフリータイプと、一部を固定するピボットタイプがあり、ほぼ全快まで開口することが可能です。

・引き戸
横にスライドさせるタイプなので、戸の前にベッドなどの家具があっても開閉が可能です。全開にできませんが、2枚戸よりも3枚戸など、戸の数が多いほど開放できる面積は大きくなります。

・アウトセットタイプ(引き戸)
クローゼットの外側に戸の引き込みを設置する方法です。引き戸でも収納を全開にすることが可能になりますが、クローゼットの横に扉と同じ大きさの壁が必要となります。

ウォークインクローゼットは寝室に隣接した間取りがおすすめ

ウォークインクローゼットとは、人が入れるスペースを確保した大きい収納のこと。衣類のほか、スーツケースなどの大きな物もまとめて1箇所に収納できるのが魅力です。
人が入る空間が必要な分、面積に対する収納量の割合は普通のクローゼットに比べると劣ります。少なくとも3畳ほどの広さが確保できると、使い勝手の良いウォークインクローゼットになるでしょう。
空き部屋などをウォークインクローゼットにリフォームする場合は、その場で着替えができるように、クローゼット内に姿見やスツールを置くと便利です。
寝室とクローゼットが隣接した間取りなら、寝室で着替えを行えるため収納をより有効に使用できます。

寝室が寒ければ、窓の断熱リフォームがおすすめ

家全体における窓から熱が出入りする割合は高く、夏場の冷房時に外から入る熱の7割、冬場の暖房による熱の約5割とされています。
特に寝室でベッドの枕元が窓側になるレイアウトでは、窓の断熱性能が低いと冷気で風邪をひく原因にもつながります。結露が発生しやすい窓では、窓の断熱対策をしっかりと行いましょう。
既存の窓がシングルガラスであればペアガラスなどに交換するほか、内窓を重ねて取り付けて2重窓にするリフォームも効果的です。

寝室を床暖房にリフォームするなら

冷えが気になる寝室には、床暖房の設置を検討してもいいでしょう。床暖房にはいくつかの種類があるので、リフォームの規模や熱源の種類から選びましょう。

・フィルムタイプ床暖房
厚み1ミリ以下のフィルム状の暖房設備。既存の床材をそのまま下地として、新しい床材との間に重ね張りすることが可能です。熱源は電気のみになります。

・温水式床暖房
温水パイプによる暖房設備。既存の床材もしくは床の下地材までを撤去して設置します。熱源は電気・ガス・灯油があり、別途給湯器の設置が必要です。フィルムタイプに比べるとランニングコストは比較的安くなります。

壁を設置して夫婦別の寝室にするリフォーム

夫婦別々に眠れるように、寝室に壁を設置したいという希望も多いもの。
夫婦といえども眠る時には気兼ねなくひとりの時間を過ごしたい、共働きで寝起きの時間が違うので相手を起こしたくない、快適なエアコンの温度が違うなど、理由は様々です。

パネルドアや引き戸など可動式の間仕切り壁を設置すれば、必要に応じてひとつの部屋に戻すことも簡単にできます。
また、ベッドの間に家具や背の低いパーテーションを配置すれば、寝室を分離せずに適度に距離を保つことが可能です。お互いの体調不良などにも気づきやすいので安心して眠れます。

いかがでしたいでしょうか?
まずはこちらを参考に、ご家庭のライフスタイルに合わせて考えてみましょう。
またお考えの際には是非専門家へご相談くださいませ。

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今の時期からカビ対策|エスアイ不動産株式会社

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乾燥の季節ですね。
今は湿度をいかに保つかが問われる季節ですが、
そんな今だからこそ次の雨季に向けて湿気対策を考えてみるのはいかがでしょう。湿気によってもたらされるカビ。様々な病気の素になります。
是非こちらをご覧ください。

放っておくと危ない!カビが原因の健康被害とお手軽防カビ対策

梅雨の季節は、長雨の影響でおうちの中もジメジメと湿度が高い状態が続きます。毎年この季節になると注意したいのが「カビ」。実際に“梅雨の時期の悩みや困ったことは?”というアンケートにも“おうちのカビ”という結果が上位にあげられています。

さらに、最近では気密性の高い住宅が増えたことにより、数十年前に比べていっそう「カビ」が繁殖しやすい環境になっているといわれています。日本の夏は高温多湿です。その日本に住んでいる限りカビの繁殖をゼロにするのはかなり難しいこと。

ですが、カビの繁殖を出来るだけ抑えることは対策次第ではもちろん可能なことです。しかも、そのカビ対策は面倒なことではなく、普段の生活で少しだけ気をつければ防げることがほとんどです。

今回はカビが原因で起こるおうちへの被害、健康被害、そして今からでも間に合うお手軽な防カビ対策についてお話しいたします。

どうしてカビは梅雨の季節に繁殖しやすいのでしょうか

梅雨は雨が多いためジメジメ、ムシムシ、具体的にいうと湿度70~80%の状態が続きます。雨は降るものの気温が20度以下になることは少なく、比較的高めです。

カビの最も繁殖しやすい条件は、

  • 湿度70%以上
  • 気温20~40度
  • 栄養

だといわれておりますので、まさに梅雨の時期はピッタリと条件にあてはまります。

カビの種類

それでは、おうちに発生するカビにはどのような種類があるのでしょうか。

日本に生息しているカビの種類は約4000種、そのうち住まいに発生するカビは約300種といわれております。カビというと「汚い」「毒」といった負のイメージがありますが、味噌などを作る際に使われる酵母菌のように人間にとって有益なカビも存在しています。

以下は代表的なカビの種類です。

  • 麹カビ-しょうゆ、味噌、清酒の製造などに利用されます
  • 黒カビ-おうちの中で最もよくみる注意したいカビです
  • 青カビ-薬を精製するのに使われることもありますが、害のあるカビも多く存在します
  • ススカビ-プラスチックなどにも繁殖するカビです。色は灰緑色

カビの発生場所

次にカビはおうちのどのような場所に発生するのでしょうか。

水回り

最もカビが繁殖しやすいのは水回りです。

浴室

常に湿度が高く、石鹸かすや垢などの栄養素が豊富にある浴室は、油断するとすぐにカビが繁殖します。梅雨の時期にはいつも以上に気をつけたい場所です。カビは浴槽やタイルだけではなく洗面器などの小物やタオル、天井にも繁殖します。

キッチン

キッチンはおうちの中で浴室の次にカビが繁殖しやすい場所です。特に生ごみ等がでるシンク回りは気をつけたい場所。意外なところでは冷蔵後。入り口のパッキンが黒ずんでいたらカビの可能性大です。

収納スペース

押入れやクローゼットなどの収納スペースは、おうちの中でもかなり風通しが悪いため、カビが繁殖しやすい場所です。

クローゼット

服などをしまっているクローゼットは見た目の悪さもあり扉を閉めていることが多く、風通しが悪く湿気がこもってしまいます。さらにホコリもたまりやすいのが相まってカビの繁殖に適した場所になっています。

押入れ

クローゼットと同様のことがいえますが、押入れの場合加えて気をつけたいのが布団です。特に来客用の普段使わない布団が入れっぱなしの時はかなり要注意です。

目が届かないところ

先ほどの収納スペースも当てはまりますが、普段の掃除で目が届きにくい場所は、ゴミや埃がたまりやすく、そのような場所は通気性も悪いことが多いのでカビが繁殖しやすい場所です。梅雨どきは、ベットの下やソファーの裏などもこまめにチェックしましょう。

全く目に付かない気づかない場所なので、床下もカビが繁殖しやすい場所になります。これは専門家にお任せしないといけないお話になりますので、気になる方は早めに専門家にご相談することをおすすめします。

カビが引き起こすおうち被害

カビは条件さえ揃えば、先ほどあげた場所だけではなく家中どこにでも繁殖してしまいます。カビが付着した浴室やカーテンなどは見た目も悪いし、何より気分がいいものではありませんよね。

掃除をすれば済む程度のカビでしたらまだ対処できますが、例えば壁紙などに付着したカビをそのまま放置しておくと、ジワジワとおうちの内側奥の断熱材などにまで浸透し、掃除ぐらいでは到底対処できなくなってしまいます。

カビが引き起こす健康被害

 

カビはおうちに被害をもたらすだけではありません。最も怖いのは健康被害です。
カビの胞子は非常に小さく空気中に漂っていても、目で見ることができず知らないうちに吸い込んでしまっています。

健康な人であればまず問題ないことが多いですが、乳幼児や高齢者など抵抗力が落ちている人は、カビによって病気が引き起こされる可能性がありますので特に注意が必要です。

カビが影響する病気

感染症

白癬菌というカビによって引き起こされる疾患の白癬(水虫)に代表されるカビが影響する感染症疾患。ほとんどの場合足に生じます。

アレルギー疾患

カビの胞子がアレルゲンとなりアレルギー性鼻炎や気管支喘息を引き起こします。アレルギー疾患の患者数は年々増加しています。

過敏性肺炎

チリやホコリにまぎれているカビによって起こる肺炎です。トリコスポロンというカビが原因の夏型過敏性肺炎、エアコンや加湿器に付着したカビが原因の換気装置肺炎などがあります。

カビ中毒

アフラトキシンなどカビによって引き起こされる食中毒です。その他にも、肺アスペルギルス症、クリプトコッカス症などの多くのカビが影響している疾患が多数あります。

防カビ対策

最後に、気になるおうちの防カビ対策についてです。

湿度を下げる

換気扇や除湿器を使用するのももちろん有効な手段ですが、もっと簡単な方法があります。それは、スバリ「窓を開けて空気を通す!」ということ。

窓を開けておうち全体の風通しをよくすることは、重要なカビ対策です。ただし、外が雨の時は逆に湿気が中に入ってきてしまうことになりますので注意してください。また風通しをよくするため、家具と壁の間を5センチ程度あけておくのも湿度を下げるのに効果的な方法です。

温度を下げる

カビは気温が高い(20~30℃)と動きが活発になります。ですので、おうちの温度を下げるとカビの活動が抑制されます。エアコンを有効的に用いるのも方法のひとつですが、先ほど述べた窓を開けての換気は、おうちの温度を下げるのにも非常に効果があります。何より電気代もかからないのが嬉しいポイント。

カビの栄養源をなくす

カビの栄養源となるものは、ホコリや髪の毛、食品ゴミなど。その栄養源をなくすことがカビ対策となります。つまりは「掃除」です。カビが繁殖しやすいこの時期はいつもより念入りに掃除することを心がけてください。掃除機をかけて終わりにするのではなく、水拭きしましょう。特に気になる場所にはエタノールを使って水拭きするといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はカビが引き起こす被害やカビ対策についてお話しいたしました。どのカビ対策も生活の中で少しだけ意識を向ければ実践できる簡単なものばかり。カビから私たちの大切なおうち、家族の健康を守りましょう!

いかがでしたでしょうか。
日頃なかなか忙しくて、後に回しがちな対策。
気づいたら季節が終わっていたということもあります。
年末年始でお休みが多い時期に少しでも知識を蓄え、対策に向けての準備をしておくのも良いかもしれません。

大事な家をリフォームする時は是非ともエスアイ不動産株式会社にお任せください。

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